文章を書く時の為の個人的なメモ

恐ろしいことに、もう4月だ。
街には希望と不安でいっぱいのフレッシュマンが溢れかえっているのだろう。その輝きが眩し過ぎるので私みたいな無職は益々家にこもることになる。

私は相変わらず家でゴロゴロして貯金を溶かしてるだけのニートなのでDVDを見たり本を読んだりする暇は腐るほどある。
インプットした瞬間から忘れるポンコツ頭なので、数年前から琴線に触れたフレーズを「心に残った言葉」とか「使いたい言葉」などをメモ帳につけている。
この度、メモを整理していたのでその一部を皆様にご紹介したいと思う。

「心に残った言葉」には偉人達の名言が並ぶ。例えばこうだ。
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人間が変わる方法は3つしかない
1．時間の使い方を変える
2．住む場所を変える
3．付き合う人間を変える
この3つの要素でしか人間は変わらない
もっとも無意味なのは『決意を新たにする』ことだ
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なるほど。

「使ってはいけない言葉」というのもある。
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「表記に関する禁止事項：絵文字・顔文字・フォントいじり・やたらな改行」
「表現に関する禁止事項：流行語・芸能人のマネ・『筆舌に尽くしがたい』『言葉にできない』などの逃げの表現」
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うわー！！禁止事項って！逃げの表現って！
私は何者なんだ。
しかしもっと恥ずかしい禁止事項が続く。

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「自慢に関する禁止事項：寝てない自慢、忙しい自慢、飲み会自慢、自分はかわってるって人に言われる自慢。これら、全てイタいです。リアルでならその場のノリやニュアンスが
あるからいいんだけど、文章に起こすととってもイタい。自慢してるわけじゃないと言うかも知れませんが、自慢の気持ちが１ミリでも入っていないと言えますか？」
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ここに来ていきなりですます調で問いかけてやがる！

「使いたい言葉」は思いつきでどんどんワードなりセンテンスなりを書いていく。思いつきだから、後から見たらどうしてこんな言葉使いたかったのか自分でもわからないこともある。
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「悲劇的　致命的　猟奇的　奇跡的　絶望的　暴力的　思想的」
これ、メモしなきゃダメ？

「正気ではない　無残　前のめりの　詮無いことを　軌道修正　新機軸　惨状　呪われた　慄いた　見積もる　引き算　荒廃　荒れ果てた　外道　彷徨う　争う　許容　豪運　宿命　侵食　森羅万象」
ああ…。中２病っぽいのが多いね。

「ビルドゥングスロマン　エポックメイキング　アナグラム　ジュブナイル　メタファー」
横文字。

「世界の受容体という役割　確信に至らせるものだった　次の世代に解決を委ねる」
こういう言い回しが頭よさげだって思ったんだよね。

「我が軍を代表して世界中の皆に愛と感謝を！冥界と魔界の皆にも惜しみない拍手を！」
ファンタジー小説を書こうと思ったことは一度もない。

「２階建て」
この辺になるともう意味がわからない。

「奴隷」

「地底人と殴り合う」
え？

「ヤギの生き血」

「インディアンに石をぶつける」

「死人の金歯を集める」

………。
えー。
メモは後で自分で見てわかるように書きましょう。
以上をもちまして新年度の挨拶にかえさせて頂きます。