エロ医者現る

最近、私のアバズレ友達のMDC(マグロデスチャイルドの略。デトロイトメタルシティではない。惜しいし紛らわしい)が、仕事なんだか男なんだかわからんが忙しいようで全然会ってくれない。今まで毎月飲みに行っては私の家に泊まりに来てたのに連絡も向こうからは来ないし4ヶ月も会わないなんて初めて。私達もうお終いかもね…。悲しいけど、別々の道を行きましょう……。
と、休みの日に遊んでくれる人のいない龍堂はMDCを男に見立てて悲しい女を演じたりしてた8月でした。演じなくても充分悲しいわ!


セックスは上手いけど好みじゃないセフレも今年に入ってからもう飽きたので切ったし、私の体を実験に使う意欲的なアナリスト先輩も連絡してない。Kからの連絡にも乗り気がしなくてそっけなくしてしまう。    
荒川さんとはタイミングが合わない……。かと言って新しいセフレを作るのも面倒。ナンパするのもされるのも面倒。結局8月は1回もヤッてません!わーまたヤラナイマン道場になってしまった。このままじゃそろそろブログタイトルを「渋谷さん好き好き悶えブログ」にでも改題した方がいいんじゃないかしらこれ。


話はかわって9月1日に部署異動がありまして、私は苦手な上司と離れられました。上司が「もう龍堂の面倒は見てられん!」と言ってそうなったのかどうかは知らないけど、邪神像に毎晩子ヤギの生き血を捧げたかいがあったー。
折角上司と離れられたのに公私共に限界に来ていた金曜日。診察中に引付を起こして、主治医に鎮静剤を打たれた。わたしは暴れ出したゴリラか。
また一人ぼっちだけど真っ直ぐ帰る気にもなれず、サクっと飯食ってビール飲んで帰るか、とショットバー的な場所に行った。なんと説明すればいいのか、ちょっとオシャレなクラブっぽい雰囲気の立ち飲み屋なんだけど。
バーで夕飯というのがそもそも間違ってるんだけど、読みかけの本を持って行ったら暗くて読めねー。当たり前だっつーのー。いろんな部分で選択と判断がズレている龍堂薫子(厄年)ほっとけない女。ほっとけないけど関わり合いたくもない女。


そんな私をほっとかない男が現れた。同い年くらいの眼鏡君で、出張で関西から来てるという産婦人科の研修医。処方されたばかりの睡眠薬の話をしてみたけど確かに医療に詳しく、医者の卵というのは嘘じゃないっぽい。
しかしその眼鏡研修医、私の性経験をインタビューするは、これから友達が来るから3Pしようとか、私の女友達呼んで4Pしようとか、超エロアグレッシブ。もし産婦人科の医者がこんなんだったらイヤだ。でも医者も人間だからね、聖人じゃないよな。


最初は店が空いてたからふたりで話してたんだけど、眼鏡研修医の友達も来て、人が多くなって来たらその眼鏡研修医は店にいる人間に片っ端から声をかけ出すの。バイタリティすげー。
私のことはもうかまってくれないの?誰でもいいわけね……。
そのうち身動きも取れないほどに混雑してきたし、もう帰ろうかなーと思ってたら別の男性2人組に声をかけられた。
ここを出て別の店に行かない?と誘われたんだけどさっきの眼鏡研修医とその友達とこの後3Pする約束しちゃってたので、「約束を破る奴は万死に値する」という信条の律儀な私は別の女の子と話してる眼鏡研修医に「やらないなら帰るよ」と一言声をかけたら軽く「あ、ごめんねー」と返された。調子のいい関西人の典型だな!あばよ!
そこで自暴自棄気味な私は30代後半と思しき2人組とカラオケに行くことにしたのだが……。
長いので次回に続く。