薫子の異常な劣情〜または私は如何にしてドMを辞めて年下眼鏡君を愛でるようになったか〜

おまえら、なんなの?新年会シーズンにこんな中途半端なエログを読むしかやることがないなんて、どうせニートだろ?今日はそんなおまえらにブチギレたので、言いたいことを言わせてもらう。


ヤリマン界でも名高いこのわたくし。人呼んで生ける千手観音、狂乱の奇行師・龍堂薫子は、重度の自虐体質である。
何日も寝なくても平気だし、連日ヨーグルトだけで過ごしたり、顎が疲れて動かなくなるまで食べ続けたりといった意味不明な肉体修行をすることがある。ひどい時は体重が一週間で7キロ減ったり、1年で26キロ増えたりした。
また極度のホラーマニアでもあって、年間ホラー映画鑑賞本数は、まともな勤め人が達成し得るとは思えない脅威の3桁を記録。スプラッタ映画を見ながらユッケを食べ、出勤前には朝からゾンビ映画を見る血塗れのエブリデイ。
そしてこれはもしバレたら日本経済が崩壊するくらいの国家重大機密なので、読んだらおまえらのPCごと破壊して闇に葬り去って欲しいんだけど、龍堂薫子は病的なオナニストでもある。


この前の「友達と私のお気に入りのセフレが、私の目の前でセックスしかけた」という陰惨な事件のトラウマで、2人が帰った後思わず3回連続でオナニーしてしまった。バイブと電マを同時に使って、足がつりそうになった。これ、今流行のPTSD
さっきの光景を思い浮かべて、とかではなく、あいつらだけ気持ち良くなってくやしい!という熱いライバル心です。眼鏡に負けてられっか!私の方がたくさんイッてやる!(あれ、これって勝負なんだっけ?)
まあとにかくそんなこんなで日曜から悶々としてて食事をしてなかったら、体重が2キロ減った。胃腸がからっぽなだけだから食べたらすぐ元に戻るけど。年下M眼鏡野郎は、今度会ったらお仕置きしてやる。ローションなしでアナルバイブつっこんでやる!Mのくせに放置プレイしやがって。
愛のない放置プレイはただの怠慢なんだよ!やる気がない奴は帰れ!遊びでやってるんじゃないんだよこっちは!なんでMの私がSやってるんだよ!


鬱の人はわかると思うけど、「躁転」ってあるでしょ。ダウナーな気分がアッパーになっちゃうアレ。私が鬱を経験した時は、年に1〜2回は躁転してた。
酒も飲んでないしハッパもキメてないのに、一晩中自作の歌を唄って大爆笑し続けるという、傍から見たら何か悪いモノに憑かれてるんじゃないかという状態。こういう極端な転換というのは日常生活に意外と転がってます。


M奴隷としてスカウトされたという輝かしい過去のある真性Mの私が、躁転ならぬ「S転」をすることがある。「シャツのボタンを掛け違えた」という比喩表現があるけど、それにならっていうと「シャツを裏表逆に着た」という感じ。
SとMは表裏一体、同じコイン。普通人は、割合は違えどもSとMどちらも持ち合わせている。
私は30年間自分が真性のMだと信じて疑ってなかった。そう、あの頃の私は疑うことを知らず、未だ見ぬ未来に瞳をキラキラ輝かせていた。
しかし「最初はノーマルだったのに、私の神の指捌きによってMの本性を開花させてしまった6歳年下のナイス眼鏡君」の前ではS転してしまうようになった。
もう私はあの頃の私ではない。得たものの代償に様々なものを失った。若さ、親不知、純粋な心、貞操観念……。今の私に残されているものなんて、この美貌だけだ。改めて失ったものの多さに驚愕の念を隠し切れない。


きっかけは、マザー・テレサをタコ殴りにしてイイカンジに前後不覚にしたような奉仕の心だった。
私の感覚で言うとMが奉仕ってちょっと違和感あるけど。だってMってマグロのMじゃん!SはサービスのSでしょ?基本的にはするよりされる方が好きだ。ラクチンだし。
余談だけど、私のアバズレ友達はSで、私とは反対に奉仕させることに快感を見出すらしい。私は相手に奉仕してあげて感じさせることで支配欲を満たすタイプ。
大の男が女の子みたいにアンアン言ってるのを聞くと、テンション↑↑(アゲアゲ)で張り切る。
それで、M眼鏡君の性感帯がどこなのかを調べるために、舌がパッサパサなるまで全身嘗め回してみたら、お尻が感じちゃったみたいでねー。それ以来M眼鏡君のアナルを開発することに血眼になってるってわけ。M眼鏡君アナル専属研究員として就職せんばかりの勢い。何を言ってるのか自分でもよくわからなくなったのでまた今度。