ナンパ師VSヤリマン嬢後日談

間違えて携帯じゃなく会社のメアド教えてしまっていた。
次の日一回だけものすごくそっけない感じにメールを返したんだけど正直、もう次はねーわ。と思ってた。だがまた次の日突然、夜中2時くらいにやってきた。ちょっと酔っ払って浮かれた感じで「えへ、来ちゃった」みたいな…。だから、あんたは乙女ですか?
インターホン越しに「ハアアア?!」と言う私の反応に驚いた様子で「え、入れてくれないの?突然悪かったけど、電話番号知らないし、俺は会いたくなったらどうすればいいわけ?」ってあんたね……。
驚いたのはこっちだっつーの。せめて会社宛メールでも何でもアポとるとか電話番号聞くとかあるだろー。大体、金曜の夜中2時(もう土曜)って、こっちの彼氏と鉢合わせするとか考えなかったのかね?もちろんドアは開けずに追い返した。
月曜に会社行ったらメールが来ていた。「突然すみませんでした。電話番号教えてもらえますか?」と。わかってない!わかってないよこの人!
「無理。もう来ないで下さい」とだけ返信。我ながら冷たいと思ってちょっと心が痛んだけど、もう会うつもりがない以上このくらいして嫌われた方がいい。謝罪のメールがすぐ来て、それ以上はもう何もなく家に来ることもなかった。一応、まともな人だったようでほっとした。冷たくしてすまん。若干罪悪感。
ナンパにのって、あまつさえ部屋に入れてしまった軽率な私が悪い。しかしいくら私が尻軽でも、最低限のルールを守ってくれない人とは遊べない。この人も別に悪意があるわけじゃなかったけどさ。
かくして全然懲りてない私のヤリマン日記は続くのであった。