エロ医者リターンズ

そんなわけで、産婦人科の研修医君にセックスする為だけに呼び出されました。彼は研修で上京しているのでちゃんと宿を取っていたのだけど、前日は東京最後の夜だということでハジケて夜中まで飲んでいたのでそのまま友達の家に泊めてもらっていると。そしてその友達は朝から仕事で夕方まで帰って来ず、留守番をしてるからその友達の家まで来いというわけです。
友達には女を連れ込むなと言われているので(ということは研修医君は以前同じ様なことを……?)友達が帰ってくるまでに私は帰らないといけないんだと。
これだけ聞くと私、無料のデリヘル嬢。こんな都合のいい女っていない。Kに以前同ような提案された時は断った。でも研修医君は遠方に住んでて滅多に会えないし、私も興味あったのでOK。どんと来い!
「経験は結構豊富で、25人くらい」って言ってたけど、それは私よりずっと少ないわ……。まあ、医者になったらモテまくりだろうし、看護婦ともバンバンやりまくるだろうからすぐに抜かされるな。(別に勝負してない)


研修医君は顔は普通。背も普通。医者っぽい真面目で勤勉そうなイメージはなく、むしろ軽薄な雰囲気のするどこにでもいる普通の兄ちゃん。自分勝手で自信家だけど、童顔で眼鏡で関西弁で人懐っこいところがかわいい。


いきなり会うことになったので準備に時間がかかるし、行ったことのない駅だったから何線に乗ったらいいのかも調べねばならず少々手間取った。
行きの電車の中で経験人数180人超えの年季の入った遊び人の荒川さんから「今からちょっと行こうかな」とメールが来たんだけど、何故このタイミングで!!
荒川さんとはほんとタイミング合わない。ずっと連絡は取っているものの、もう1年以上会ってない。気まぐれで事前に約束しない人だしなー。タイプ分けすると、間違いなく研修医君と同じ分類に入る。



家に着き「なんかこういうのってヘンだよね」「いきなり?」と話しつつ座ると、抱き寄せられて服を捲り上げられ、乳首を弄られ下着に手を突っ込まれ指を挿入された。ムードとかないの。強引。でも愛想いいし、無邪気に明るくエロいので怖くはない。
それに私は少々なら強引にされるのは嫌いじゃないので、これだけで、えー、その、エキサイトしました。
「すごい濡れてる」「網タイツとパンツ破きたい」とのたまう研修医君。でもマジでそれだけはやめて!下着も網タイツも実は新品なの!結構いい奴着てきたの!
一息ついて、まず私は手も洗ってなかったので流しを借りてる間に研修医君はズボンのベルトを外してた。そのまま台所で跪いて咥えさせられた。
「大きい?」って聞かれた。確かにギャラクティカマグナムだった。自信があったんでしょうね。この日、同じことを多分10回以上聞かれた。聞きすぎ!「今までで何番目くらいに大きい?」とかね。覚えてないよそんなの。でも私、ラージサイズのゴムでもギリくらいな人とも何人かやったことあるから、残念ながら一番ではなかったなー。大きければいいってものでもなくて、形と硬さも重要なんですがね。
「俺、自分勝手だから気持ちよかったらすぐイクよ」と宣言された。ま、そんな気がしてた。最初から宣言する俺様っぷりも素直で好感が持てる。(これは若い子限定。年上だったらもっと頑張れよって思う)正常位でガンガン突かれて、その最中も「大きい?」と聞かれた。自信家じゃなくてAVの見すぎなのか?私は「おっきすぎてあたしの中いっぱいになっちゃったよぅ…」と答えて官能小説の勉強の成果を発揮してみました。三十路のセリフじゃねーぞ!小さい「ぅ」を使うのは10代までにしてくれ。と自分で思いつつ。


怒張した熱い凶器を貝口に押し込まれて、淫壷がぎゅうっと収縮するのを感じた私は快感に耐えかねて吐息を漏らし、縋る様に両手でシーツを掴んだ。波のように押し寄せる快楽にはしたなく花液が溢れる。狂おしくピストンが早くなり、突き上げられながら私は息を弾ませて「はあっ、あっ、ぅ……イヤああッ」と声をあげ、それでも懸命に腰を動かし研修医君のリズムに合わせた。
彼の呼吸は乱れ、高みに昇るのを堪えて汗を流しながらもピストンをやめない。

……こんな感じ?官能小説って。勉強の成果出てる?自分を主人公にすると猛烈に恥ずかしいわやっぱり。   
今まで詳しく描写したことがなかったのは恥ずかしいからです。「会った、やった、イエー」な日記ばかり書いてたからこういうのはマジ照れる。っていうか、笑うわ!自分でも何言ってるかわからんもん。貝口ってナニ!!


白昼夢のような時間だった。カーテンの隙間から真昼間の光の差し込む部屋で、知らない人の家で知り合ったばかりの男に体を委ねるのは刺激的で、時間を気にしなくてよかったらもっとちゃんと没頭したかった。
研修医君は「脚を閉じたままのバックが好きなんでしょ?」って、寝バックやってくれた。すごい!昨日店でちょっとだけ話したことをちゃんと覚えててくれてる!店でなんちゅー会話してんだって話ですが、もう私感激のハードル低いから、そんなことでも嬉しい。だって研修医君、私以外の女の子ともたくさん話してたのによくそんなこと覚えてたなと。
キスはしなかった。セフレとはしない主義なんだそうだ。上手そうだったからどんなキスをするのか知りたかったけどその意志は尊重する。ルールってあるからね。
彼は現在地元に4人セフレがいるそうで、5番目のセフレにしてあげようか?って聞かれた。何だこの上から目線!でも許す!そのくらい高飛車な男がいい!わーい、現地妻だー。
研修と学会で年に1、2回しか東京に来ないというので私なんてすぐ忘れられそうな気がするけど、このエロ眼鏡研修医君は気に入ったから、また遊びたい。